横浜おすすめ旅行記2海員閣 (広東料理)11:40~15:00 17:00~20:00 (定休日) 月曜 祝日の場合は翌日 海員閣外観 牛バラの煮込み オーナーの張さん自らが吟味した材料を仕入れ、調理は弟さんと2人で 大忙し。中華街大通りから香港路を入った所に位置する、こじんまりした 店だが、昭和3年オープンと中華街の中でも歴史は古く、平日でも行列が 出来る事で知られる人気店。石炭を使用し、高温で素早く調理する為、 素材の味が生きているのが、人気の秘密。牛バラ飯1000円は、柔らかく 煮込んだ牛バラと青菜を醤油ベースのタレで炒めた傑作。牛バラ煮込み 2~3人前2100円、牛バラそば800円等が人気メニュー。 行列を避けたいなら、開店15~30分前が狙い目。前に並ぶ人が15人 未満なら開店と同時に席に着けます。間違い無く本場の味ですが、 香辛料などの味に対応できない人は苦手かも?でもこれが美味しいんです。 それでは、豆知識 店名に多く使われている楼や閣は、どういう意味か知っていますか? 「楼」とは中国語では階を表し、2階以上の高くてゴージャスな建物を いいます。「閣」もほぼ同様で、いずれも豪華な店のことです。 「飯店」は、ホテルをさしますが、大型飲食店を指す言葉としても 使われます。また、中国語では料理の事を菜と言うので、「菜館」は 料理屋の意味で、北京や台湾で使われます。また「酒家」は 広東省や香港で飲食店を意味します。 安記 (中華粥) 9:30~14:00 17:30~20:00 (定休日) 水曜 安 記 什錦粥(五目粥) 中国の朝は中国粥。胃にも優しく栄養価も高いです。時間をかけてじっくり お米と丸鷄などを煮込んで作ります。横浜中華街で有名な粥の店は、中華街 大通りにある「謝甜記」と言う店が一番人気なのですが、私は香港路にある 「安記」を是非お薦めしたいです。粥と一緒に細切りねぎと醤油が出てきて、 粥に好みで味付けするのですが、何も付けなくたって、旨味が十分出て 美味しい。私のお薦めは上記の写真の、骨無しとり粥と五目粥です。 お粥なんて味が無くて美味しくないし病人が食べる物なんて思っているのは、 日本人だけ。日本のお粥とはまったく違う1つの料理です。物凄く美味しい です。私は横浜に行く時は、必ず朝、この店に行って粥を食べます。 慶福楼 (福建料理) 11:00~午前2:00 (定休日)木曜 福建省生れの兄弟コックが腕を振るう店。福建料理とは、海に面する 福建省は海産物が豊富で、甘酸っぱい味付けの料理が特色です。 日本で人気のビーフンの特産地です。 以前は中華街に福建料理はここしかありませんでした。 あっさりした味付けが特徴で、福建風海鮮入り焼きそうめん1000円や 福建風アサリと酒粕の炒め物1500円など、料理はどれも本格派。 中華街のコック達が出勤前や仕事帰りに立ち寄る程の味は保証付き。 現在私の中では、一番のお気に入りの店です。何を食べても美味しいです。 中華街は観光地なので、早く閉店してしまう店が多いのですが、午前2時まで 美味しい物が食べれるのも、いいですよ。福建路の端、地久門の傍。 景徳鎮 (四川料理) 11:30~21:00 (定休日)無 景徳鎮正面 前菜魚介3種盛り 四川風麻婆豆腐 酸辣担 四川料理と言えば中華街では重慶飯店が老舗として有名。大阪にも 支店があり、中華街で初めて四川料理を始めたのですが、私が 薦める四川料理店は景徳鎮です。四川料理とは熱さ寒さの厳しい 四川省の料理で、多種多彩なスパイスを使うのが特徴です。 単に辛いだけではなく、深みのある味わいが魅力です。 皆さんも麻婆豆腐を食べた経験はあると思いますが、本場の味は 知らない方が多いのではないでしょうか?中華街では唯一という 四川出身のシェフが作る料理は味も辛さも本格派です。 四川産の唐辛子や粒山椒をふんだんに使った、本場四川風 麻婆豆腐や店で一番辛いと言われる牛肉の薄切り辛子水煮は まさに刺激的な味。私は辛いのは、かなり平気で食べれる方ですが、 ここの「四川風麻婆豆腐」は凄すぎます。舌が麻痺して他の辛い料理が 辛く感じません。でも美味しいんです。是非ライスを注文して食べて 下さい。日本人向けのあまり辛くない麻婆豆腐もありますので、 お間違えなく。辛いのが苦手な方は無理と思います。 すっぱ辛いスープ、「酸辣担」もさすが中華街という味。 関西ではすっぱいだけだったり、コショウが効いてるだけだったりで、 まったく駄目でしたが、横浜中華街のは美味しいです。 この景徳鎮もはずせない店です。 |